【大相撲初場所(一月場所)2019】の千秋楽(15日目)で玉鷲が遠藤に勝ち初優勝!
大相撲の初場所では、稀勢の里の引退に続き、鶴竜の休場、栃ノ心の休場、大関陣の不振、優勝候補の一角だった御嶽海の休場と再出場、そして優勝争いをしていた白鵬の休場と荒れに荒れた場所でした。
そんな中、前半戦では全く注目されてなかった玉鷲が見事に幕内最高優勝を果たした!
今回は大相撲初場所の優勝力士で、ダークホースの玉鷲は大関になれるのか?番付やプロフィールを紹介します。
Contents
大相撲初場所の優勝力士・玉鷲の番付は?
玉鷲の番付は2019年の初場所では関脇です。
関脇とは?
関脇は上(横綱)から3番目の番付です。
大関・関脇・小結の3つの番付を合わせて三役と呼ばれていて、三役の中では2番目の番付となり、相当実力のある力士じゃないとなれない番付。
大相撲初場所を優勝した事で大関になれる?
大関に昇進はできません。来場所も番付は関脇のままです。
玉鷲が大関に昇進する条件
大関に昇進する条件
- 番付が関脇であること
- 3場所合計33勝以上の成績を残すこと(目安として)※最初の1場所目は関脇でなくても構わない
- 3場所続けて勝ち越しを続けていること※8勝以上が勝ち越し
- 取組内容(相撲の内容が悪ければ、33勝以上してても昇進出来ない場合もある)
- 例:横綱・大関に対して1人も勝ててない、3場所目の成績があまり良くない など
玉鷲は先場所(2018年九州場所)で前頭二枚目の番付で9勝6敗の成績でした。関脇の力士が2人とも負け越したのと、同じくらいの番付の力士との成績や内容を比べた結果、番付は2つ飛んで、関脇に昇進。
単純計算でいくと、今場所13勝2敗の成績だったので、来場所11勝以上すれば目安の33勝に到達します。
先場所の番付が前頭二枚目だった事が、どう評価されるかですが、今場所優勝してるいるので、来場所11勝以上すれば大関昇進はかなり濃厚だと思います。
玉鷲のプロフィール
四股名 | 玉鷲 一郎(たまわし いちろう) |
---|---|
本名 | バトジャムガル・ムンフオリギル |
生年月日 | 昭和59年11月16日(2019年1月現在 34歳) |
身長 | 188cm |
体重 | 172kg |
血液型 | AB型 |
出身地 | モンゴル・ウランバートル |
国籍 | モンゴル |
所属部屋 | 片男波部屋 |
得意技 | 押し |
趣味 | 小物作り、お菓子作り |
<千秋楽の様子>幕内土俵入り、玉鷲。#sumo #相撲 pic.twitter.com/MWPRqRBbDf
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2019年1月27日
実はもう34歳でなかなかのベテラン力士なんです。すごく愛嬌があって趣味も小物やお菓子作りで女子力高め♡
玉鷲の受賞暦
- 幕下優勝 1回
- 十両優勝 1回
- 幕内優勝 1回
- 技能賞 1回
- 殊勲賞 1回
- 金星 2回
玉鷲の通算成績
生涯成績 605勝560敗(91場所)
幕内成績 422勝447敗 (58場所)
玉鷲は受賞暦や通算成績だけを見ると、輝かしい成績とは言えませんが、一昨年くらいからメキメキと頭角を現わしてきて、ついに今場所優勝する事が出来たのです。
大相撲2019年初場所の玉鷲の取組結果
〈初日〉対 松鳳山 ◯
〈二日目〉対 正代 ◯
〈三日目〉対 貴景勝 ⚫️
〈四日目〉対 栃ノ心 ◯
〈五日目〉対 御嶽海 ⚫️
〈六日目〉対 逸ノ城 ◯
〈七日目〉対 栃煌山 ◯
〈八日目〉対 豪栄道 ◯
〈九日目〉対 高安 ◯
〈十日目〉対 錦木 ◯
〈十一目〉対 琴奨菊 ◯
〈十二日目〉対 白鵬 ◯
〈十三日目〉対 北勝富士 ◯
〈十四日目〉対 碧山 ◯
〈十五日目〉対 遠藤 ◯
通算成績 13勝2敗 幕内最高優勝
玉鷲は今場所大関、横綱に全て勝った事、特に白鵬に勝った事で優勝へ一気に勢いがつきましたね☆
大相撲2019年初場所(一月場所)玉鷲の優勝についてのまとめ
今大関・横綱の力が少し弱くなって来て、新たな大関や横綱が求められる中、来場所大関昇進が濃厚な貴景勝や、怪我を治して来場所でまた期待がかかる御嶽海、そして今場所優勝した玉鷲。
玉鷲は他の2人に比べて若くはありませんが、大器晩成型として来場所以降の活躍に期待大です☆
以上、大相撲2019年初場所を優勝した玉鷲のまとめでした!