もしあなたの子供が予定日より2か月も早く生まれてしまったらどうしますか?
わたしの息子は、32週と5日に緊急帝王切開となり、予定日よりとても早く生まれてしまいました。
息子の体と同じくらい心配だったのが、NICUの入院費用です!
NICUの医療費ってとんでもない額がかかるんじゃないの?
そんな不安を抱えているパパ・ママのために、息子が入院していた36日間のNICUの費用を公開します☆
NICUとは
コウノドリなどの産婦人科のドラマでも話題になっていたので、ご存知の方も多いかと思いますが、NICUは新生児集中治療室の略で、わたしの息子のように小さく生まれてしまった赤ちゃんや、先天性の病気で治療が必要な赤ちゃんを24時間体制で見守ってくれる治療室のことです。
わたしが入院していた病院では、母親が出産後に入院している間は24時間いつでも好きな時間にNICUへ入ることができました☆
退院してからは面会できる時間が決まっていて、朝の10時~20時まで出入りすることが可能。また、NICUへは両親以外は入ることができませんでした。
退院してからは、毎日母乳を届けに病院へ
わたしが退院した翌日から、毎日NICUへ母乳を届ける日々が始まりました!
しかし、産後の退院直後に電車に乗って母乳を届けるのは結構大変で、はじめの1週間はできるだけ体に負担がかからないようにタクシーで母乳を届けていたほどです;笑
また、赤ちゃんと別々に暮らしているというのも辛いものがありました。
『そばにいたいのに一緒にいれない。。』
可愛い我が子と出産後に離ればなれなのは、とっても辛かったです。
3時間おきの搾乳は、目覚まし時計をセットして、夜中に一人静かに搾乳し、母乳パックに入れて冷凍庫へ。よく寝坊してしまい、母乳の数が少なくて焦ることもしばしばありました笑
NICUの費用は高額!?
切迫早産で入院していた頃、同じ病室の妊婦さん達とNICUの費用について話したことがあったんです!
その時の話では‥
「NICUの治療費は健康保険の対象外で、すべて実費らしいよ。」
「友達の友達の子供がNICUに入院した時の費用は、100万円だったらしい。」
そんな会話を思い出し、清算までとても不安になりました。。
治療費を抑えるためにしたこと
未熟児療育医療制度
身体の発育が未熟なままで生まれた赤ちゃんが入院した時に、その治療に必要な医療費を市が負担してくれる制度です。
わたしの住んでいる市では、未熟児療育医療制度の申請手続きを終えてから発行される「療育医療券」を、退院するまでに提示しなければ助成してもらえない。との事だったので、急いで申請しました。
NICUに入院することが決まったら、すぐにお住まいの保健センターへ問い合わせをして、手続きするようにしてくださいね。
給付の内容
療育医療券を病院の窓口で提示することで、健康保険を利用して治療した場合の自己負担額と食事療養費が助成されます。
病院の窓口では、保険適用外の光熱費や、おむつ代等を支払うことになります。
実際に支払いした入院費用
では、実際に請求された金額を公開しますね^^
息子が入院していた期間は36日間。
1か月目‥‥入院日数15日‥‥請求金額:21,533円
2か月目‥‥入院日数21日‥‥請求金額:28,800円
合計金額:51,209円
実際に病院の窓口で支払いしたNICUの入院費用は、51,209円でした。
おわりに
NICUの入院費用、そこまで高額ではなかったですよね。
わたしは今回の入院で、日本に住んでいて本当に良かったと思いました。
一時は入院費用が100万円以上だったらどうしよう‥と心配することもあり、
母乳を毎日届けながらも不安な日々を過ごしました。
今回こちらの記事を読んで、安心できる方が1人でも多くなりますように。
そう願っています。
お読みいただきありがとうございました。